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チョコレートの嬉しい効果

チョコレートに健康効果が注目され始めています

チョコレートは身体に悪いお菓子というイメージがある一方で、健康効果を打ち出す商品が増えてきたことで混乱されている方がいるかもしれません。

主に期待されているのが、血圧低下、動脈硬化の予防、メンタルヘルスの向上です。

チョコレートと血圧

チョコレートで最も期待されている効果の1つが、血圧低下作用です。

4週間などチョコレートを継続して摂取した実験において、最低血圧と最高血圧の両方の低下が確認されています。

また、血圧が高い人ほど低下する幅が大きいことも分かっています。

チョコレート内のポリフェノールが血管の炎症を抑制するために、血流が改善され血圧の低下をもたらすと考えられています。

チョコレートと動脈硬化

チョコレートのポリフェノールには、抗酸化力があると聞いたことがある方も多いかもしれません。

動脈硬化は、活性酸素の発生、それによる酸化が原因ですので、カカオの摂取が動脈硬化予防に役立つと考えられているのです。

チョコレートとメンタルヘルス

チョコレートに含まれているテオブロミンには、自律神経を整える効果があるとされています。

自律神経が整うと、リラックスできたりストレス軽減したりすることに繋がります。

チョコレートはその他の効果についても研究が進んでいる

ここまでチョコレートの3つの効果を解説しましたが、これだけにはとどまりません。

特にチョコレートに含まれるポリフェノールであるカカオポリフェノールには、認知機能改善、腸内環境改善、アンチエンジング効果、アレルギー症状の抑制などの働きが期待されています。

チョコレートにデメリットはあるのか

まず板チョコなど一般的なチョコレートについて考えみると、砂糖の含有量が多いというデメリットがあります。

いうまでもなく、砂糖の摂りすぎは糖尿病などの生活習慣病のリスク因子ですし、肥満の原因ともなります。

また、カカオ自体のカフェインやタンニンに関しても過剰摂取に注意が必要です。

これらの成分は鉄分の吸収を阻害するので、貧血やそれに伴う頭痛の原因となり得ます。

なお、チョコレートを食べることによってニキビができる、という話はよく聞きますが、この関連性については研究者の間でも意見が割れています。

糖質の大量摂取や乳製品の摂取がニキビを増やす可能性について言及しているものの、チョコレートとの関連性はない、とする研究もあれば、砂糖を含まないカカオを摂取した場合でもニキビの悪化に関連性が見られたとする研究もあるのです。